個人サロンという言葉をよく耳にするようになりました。美容室やエステなどを中心に若い女性が雇われずに自分でお店を開業する人が増えてきました。
お店を開業と言うと、かなり資金が必要となりそうにも思いますが、流行りの個人サロンスタイルなら意外とコストをかけずにオープンすることも可能です。
個人でも開業できる個人サロンを紹介したいと思います。
ヘアサロン
多いのが美容師さんが独立して自分で美容室を開業するというパターンです。美容師はおしゃれで人気の職業ではありますが、なかなか給料も安く、働く場所によっては拘束時間も長いため、安月給でハードワークをしている美容師も多いです。
美容師の免許さえ持っていれば自分で開業することで、大きく稼ぐことも可能です。お客様からいただく料金のほとんどは技術料のため、ある程度固定客を掴めばそこそこ安定して収益を上げることも可能でしょう。
但し、マンションや自宅の一室でやる場合であっても、最初に多少の設備投資が必要になります。
脱毛サロン
人気の脱毛については大手から個人サロンまで日本全国で大盛況です。個人サロンも増えつつあり、脱毛用機器の設備投資は必要ですが、比較的顧客単価も高めなので稼ぎやすいでしょう。
しかし競争が激しいジャンルであるため、それなりに集客には力を入れる必要があります。
都市部などの大手の脱毛サロンが密集しているところよりも、逆に地方などで競合が少ないところのほうが意外とうまく行くかもしれません。
ネットでの集客がメインになるとは言え、周りの競合店もしっかりと事前に調べておきましょう。
エステサロン
脱毛以外のエステサロンも人気のサロンです。エステと言っても痩身エステやスキンケアなどはもちろん、小顔エステやボディケアなどいろんな種類があります。
あまり広く浅く何でも効果がありますといったようなエステサロンよりも、何かに特化したエステのほうがユーザーに刺さりやすいため、集客もしやすいでしょう。
痩身エステやスキンケアなどは常に女性が関心のある分野なので、失敗はしにくいジャンルと言えるでしょう。
大きなメリットとしては、美容室や脱毛サロンなどに比べると初期コストがほとんどがかからないことが挙げられます。手技のスキルと簡易ベッドなどがあれば、それだけでも営業ができるのも魅力でしょう。
リラクゼーションサロン
一番簡単に開業をしやすいのはリラクゼーションサロンではないでしょうか。上記の痩身エステやスキンケアエステなども似ていますが、こちらはあくまでもリラクゼーションが基本です。
アロマオイルを用いてリンパマッサージをして血行を良くするような施術が一般的ですが、国家資格なども不要で、初期投資もそれほど必要ありません。
オイルマッサージは1か月ほど練習すればある程度はできるようになりますので、かなり短い期間で習得して開業する人も中にはいます。
他にも様々な個人サロンがある
代表的なものをいくつか紹介しましたが、個人サロンは本当にいろんなものがあります。
他にもネイルサロン、まつエクサロン、タイマッサージ、バリニーズマッサージなどなど挙げたらきりがないぐらいいろんな業態があります。
また整体と小顔エステなど2つを組み合わせることで、競合との差別化を行なっているところもあります。
個人サロンはオーナーの個性などが合わさっていろんな施術をやっていることが多く、大手ではできないようなきめ細かな施術や接客を行なうことで、長く通ってくれるお客さんを見つけることもできるでしょう。
どんな業態で開業するにしてもサロンの集客にはやはりスキルが第一ですので、お客さんが十分に満足してもらえる施術ができるようになることが一番大切です。