最近はドラマや映画はもちろん、ユニバーサルスタジオジャパンのホラーナイトにも登場したり、ハローウィンの時はもう当たり前のように見かけるようになったゾンビですが、いったいいつからこんなにゾンビは定番みたいに受け入れられるようになったのでしょうか。
元々ゾンビはアフリカの一部の地域で信じられていた、何らかの力で死体のまま生き返った人間というもので、アメリカを始めいろんな映画やドラマなどに登場するようになりました。
よくある設定としては、死んでしまった人間が腐った死体になった状態で街中を歩き回り、ゾンビに襲われたり、かじられたりすると感染して自分もゾンビ化してしまう、というパターンが多いのではないでしょうか。
そしてこれらのゾンビはそもそも一度は死んでいるので、拳銃で撃とうがナイフで刺そうが絶対に死なないという設定です。
たぶんコンテンツとして魅力的なだけでなく、非常に使いやすいという側面もあるのかもしれませんが、ゾンビ映画はかなりたくさんあります。
人気になったドラマや映画
最近だとアメリカの人気ドラマのウォーキングデッドが動画配信サービスの広がりもあって、日本でもお茶の間で簡単に見られるようになりました。実際ウォーキングデッドにはまっていた人も相当数いてたようです。
国内だと「アイアムヒーロー」や一時期話題になった「カメラを止めるな! 」なんかもゾンビ映画として有名ですね。
国内ドラマでも竹内涼真主演のゾンビアクションドラマとして、日本テレビとHuluの共同製作で放送されていたのが「君と世界が終わる日に」です。まさか地上波のゴールデンタイムにゾンビドラマが放送されるなんてちょっと驚いた人もいるのかもしれません。
それだけゾンビコンテンツは私たちの生活の一部に入り込んできているということです。
また、同じように漫画もゾンビ系のものがまた増えてきています。先にアイアムヒーローも花沢健吾の漫画が原作で約8年間ぐらいビッグコミックスピリッツで連載していました。
映画やドラマなどの動画に負けじと漫画界でもゾンビ系のジャンルの作品は非常に多いのでいくつか紹介したいと思います。
ゾンビ好きな人にはぜひ読んでほしいゾンビ系漫画
ゾンビ漫画は本当にたくさんあってなかなか選びづらいですが、まずは先ほど紹介した映画の原作にもなっているアイアムヒーローです。
表現はそこそこグロテスクな内容もありますが、ストーリーはなかなか面白いです。漫画家を目指している主人公の鈴木英雄が、彼女がゾンビに感染して犠牲になってしまった場面に遭遇します。
実は全国的に「噛み付き事件」が多発していて、他にもいろんな事件が起こっており、鈴木英雄も深夜に、車に惹かれて両腕と右足が潰れた状態で運転手に噛み付く女性を目撃します。
そのうち周りはゾンビだらけになっていくというストーリーです。この作品ではゾンビのことをZQNと呼んでおり、主人公の周りの人も次から次へとこのZQNの犠牲になっていきます。どうにかこうにか都会から逃げ出して、いろんな人たちと出会いながら、ZQNに立ち向かっていく様子が描かれています。
主人公の英雄は一見パッとしない感じの男ですが、ZQNとの戦いながらどんどん人間的にも成長していく姿がとても共感できます。
アイアムヒーローは映画も面白いですが、まずは原作の漫画をぜひ読んでいただきたいところです。
次はがっこうぐらし!です。
ちょっとポップなタイトルと作風が全然ゾンビっぽくないんですが、外のゾンビだらけの世界とは真逆の学校内で平和に過ごす女の子たちの異色作品です。
外の世界と学校内の平和な世界とのギャップが見どころでもあり、面白い部分でもあります。読んだことのない人には全く理解しにくい設定かもしれませんが、試しに少しでも読んでみるとついつい物語に引き込まれていくと思います。
最後はネットでも時々タイトルを見かけるようになった、もうひとつは、ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われないという漫画です。
ゾンビが蔓延する世界が舞台というのは他の作品とも同じですが、なぜか主人公だけがゾンビに襲われない体質という設定です。
またこの作品はゾンビ作品でもありながら、エロ要素も詰まっている作品でどちらかと言えば男性向け漫画に近いのかもしれません。
昔はゾンビ作品と言えば、ホラーとか恐怖をテーマにしたものがほとんどでしたが、特に漫画に限って言えば、この「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」という漫画のように恐怖度だけでなく、エロ度も非常に高い作品が多い印象です。
また他にもコメディ要素がある作品だったり、感動要素が詰まった作品だったり、同じゾンビ漫画で実にいろんな作品があります。
実は無料でゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われないを読める方法もあったりしますので、いろんな漫画サイトをチェックしてみると良いでしょう。