ご家庭での水漏れは、発見が遅れると水道代が余計にかかることになります。もちろん、水道代に大きく影響するような水漏れであれば、すぐに気づくのが普通です。
しかし、蛇口の水漏れなど、軽微な症状もあります。少量であれば、1ヶ月の水道代にそれほど大きな影響はなくても、積み重なると結構な金額になります。また、それほど大きな水漏れであれば、短時間で床まで水浸しになってしまうこともあります。どの程度の水漏れであっても、水漏れを発見したら迅速に対処することが大切です。
水漏れはいかに早く見つけるかが重要
水漏れは、早期発見と迅速な対応が問題解決のポイントです。水漏れをすぐに発見できれば、水道代を大幅に節約することができます。また、早期発見により、水漏れが大きくなった場合に起こりうる浸水による家屋への被害がより大きくなることを防ぐことができます。
水漏れを発見する最善の方法は、水漏れの兆候や症状に注意することです。パイプや器具から水の流れる音がする、水圧が下がった、壁や床が水浸しになった、明らかに理由がないのに水道代が高くなった、などの症状があれば、水漏れの可能性があります。
水漏れの原因の多くは部品の劣化
水漏れの原因は、水栓金具の部品の劣化であることが多いようです。例えば、蛇口の水を密閉するゴムワッシャーは、古くなってもろくなり、故障して水漏れにつながることがあります。
その他、配管やバルブなどの配管部品も、経年劣化により摩耗し、水漏れの原因となることがあります。定期的に器具が摩耗していないか点検することが大切です。
まずは応急処置、そして業者に依頼
水漏れを発見したら、応急処置と専門家への修理依頼のどちらを選ぶかが重要です。水漏れの修理が完了するまでの間、ご自身で応急処置ができる場合もあります。
しかし、水漏れがひどい場合や、自分で修理するのが不安な場合は、専門業者に修理を依頼した方がよいでしょう。
但し、水漏れが起こっている場所が特定できる場合で目に見える場所であれば、テープなどで一時的に補修しておくのもいいでしょう。
また止水栓の場所が分かっていれば、まず最初に止水栓を締めるようにしましょう。止水栓を止めると水道自体が使えなくなりますが、水漏れがひどい場合は業者が来るまでの対策としてはやっておいたほうがいいでしょう。業者は横浜の漏水などを専門にしているところなどがおすすめです。
家庭内の水漏れしやすい場所
水漏れは、家の中のほとんどの場所で発生する可能性がありますが、水漏れが発生しやすい場所がいくつかあります。
台所、浴室、洗濯機置き場などです。キッチンでは、シンク、食器洗い機、冷蔵庫などの家電製品から水漏れが発生する可能性があります。
バスルームやランドリールームでは、蛇口やシャワー、トイレなどの設備で水漏れが起こりがちです。
水漏れ対応まとめ
水漏れは大きな被害をもたらす可能性があります。そのため、水漏れを発見した際には迅速な対応をすることが大切です。
早期発見と迅速な対応は、費用を抑え、被害を未然に防ぐことができるポイントです。また、水漏れの原因を特定し、応急処置と専門家による修理の依頼を、十分な情報に基づいて判断することが重要です。
水漏れは、水の管理が行き届かず、修理費用がかさみ、住宅に甚大な被害をもたらす可能性があります。そのため、水漏れの兆候を把握し、発見したら迅速に対処することが重要です。早期発見、迅速な対応、そして適切な判断が水漏れを管理する上での重要なポイントです。
