トイレやキッチンの詰まり、排水管からの水漏れなどに直面したとき、どのように対応すればいいのかわからなくなることがあります。
起きてしまったものは仕方がありませんが、日頃から意識しておくことで、万が一にも慌てずに対処できるようになります。そこで今回は、水漏れトラブルを未然に防ぐ方法と、いざという時の対処法をご紹介したいと思います。
水漏れトラブルを未然に防ぐために毎日心がけたいこと
まず、どんなに気をつけていても水漏れは起こりうるということを認識することが大切です。どんなに注意しても、どんなに気をつけていても、100%防ぐことは難しいのです。しかし、以下のことを意識することで、トラブルが発生する可能性を低くすることは可能です。
– 建具や器具、備品に水濡れや水漏れの兆候がないか定期的にチェックし、必要であればすぐに修理する。
– 配管やホースがしっかりと固定され、良好な状態であることを確認する。継手にゆるみやひび割れがないか確認し、必要であれば交換する。
– 氷点下では、屋外の蛇口やバルブがすべて閉まっていることを確認する。パイプが凍結したら、即座に水道の元栓を閉めましょう。
– 長時間の熱いシャワーは、パイプを膨張させ、破裂させることがあるので、注意してください。シャワーを浴びる時間を短くし、低流量のシャワーヘッドや器具を設置し、水の使用量を減らしましょう。
– 洗濯機や食器洗い機は、水濡れや水漏れの兆候がないか定期的に点検し、必要であればホースを交換しましょう。
水漏れがあるかもしれないと思ったら、まず自分で点検してみましょう
家のどこかで水漏れが起きていると思うが、よくわからないという場合、自分で調べてみることができます。
例えば、お風呂場から水漏れしていると思ったら、家中の蛇口を閉めてから水道メーターを確認してみてください。水道メーターがまだ動いているようなら、どこかで水漏れが起きていることは間違いないでしょう。水漏れの場所を特定したら、水道業者に依頼するか、自分で修理することができます。
水道料金が急に高くなった場合、水漏れの可能性があります。
水道代がいつもより急に高くなったと感じたら、水漏れの可能性もあります。この場合も、よくわからない場合は、家庭内のすべての蛇口を閉めて、水道メーターがまだ水を使用していることを示すかどうかを確認します。
水漏れが疑われる場合は、早めに対処することが大切です。
まとめ
水漏れのトラブルは、配管や洗濯機に破損や水漏れの兆候がないか定期的に点検するなど、日頃のちょっとした心がけで予防することができます。
また、水道代が急に高くなった場合も、水漏れの可能性があります。水漏れの可能性がある場合は、水道業者に依頼するか、自分で修理するのが一番です。
いずれにしても水漏れは放置しておくと大きなトラブルになる可能性もあります。マイホームで最も困るトラブルは水回りです。地震や台風などの自然災害が多い日本では、たとえ築年数が浅くてもこうした水漏れが知らないうちに進行している場合があります。
もし水漏れが疑われると思ったら、速やかに業者に依頼して調べてもらうようにしましょう。小さな個所からの水漏れで時間の経過とともに大きなトラブルに発展する可能性もあります。
そうなれば修理費用も何倍にも膨れ上がってしまう可能性がありますので注意が必要です。また念のため自宅の止水栓の場所などはしっかりとチェックしておき家族で共有するようにすることが大切です。
これらのことを意識しておくことで、万が一の水漏れの際にも慌てずに対処することができます。