格安SIMには、携帯キャリアに比べて料金が安い、1年程度と最低利用期間が短い、大手携帯キャリアで使用していた電話番号を継続などのメリットがあります。
格安SIMを提供している企業はいくつかあり、さまざまな企業の中から選ぶのは迷ってしまうことでしょう。そこで、ここでは格安SIMの選び方を紹介します。
自分にあったものを選ぶと快適に利用できます。ポイントを押さえて快適に使える自分にあったものを選んでみてください。
SIMの種類を選ぼう
SIMとは、スマートフォンやタブレットの中に入っているICカードのことで、小さなものですがこれを使ってインターネットを利用したり、通話をしたりできるようになります。
SIMには主に3つの種類があります。
・音声通話SIM
インターネットの使用も通話もしたい場合には、音声通話SIMを選ぶとよいでしょう。○分までかけ放題、60分まで通話料金が定額など、各企業によってお得なプランを用意しています。
・MNP対応
MNPとは番号ポータビリティのことです。現在使用している携帯電話キャリアの電話番号をそのまま引き継ぐことができます。電話番号を変更すると、友人・知人にお知らせしなければならず手間がかかります。また、普段使い慣れていたものと変わってしまうと、自分自身で使用するときに不便を感じることでしょう。
こういった煩わしいことを避けたい方におすすめです。
・データ専用SIM
インターネットの使用のみでもよい方向けです。ショートメッセージを送れるプランを用意している企業もあります。
利用するデータ量を決める
現在使用しているデータ量をもとに、SIMの利用データ量を決めます。利用データ量を超えてしまうと、通信制限がかかって速度が遅くなります。通信できなくなるわけではありませんが、速度が遅いと利用に不便を感じるので、必要なだけのデータ量を確認しておきましょう。
Android 4.0以上の端末であれば、設定機能にある「データ使用」や「モバイルデータ」のメニューから調べられます。より詳しく知りたい場合は、各社のサポートべーじを参照してください。
格安SIMの場合は、データ量制限が日単位で設けている場合と月単位で設けている場合があります。毎日と月ではまったく量が変わってくるので単位に気をつけましょう。
利用データ量を超えてしまった場合でも、データ容量を追加購入することができます。購入をすれば速度制限が解除されます。
「使用しているデータ量が毎月変動していて、どれを選んだらいいのかわからない」そのよう場合でも追加できるプランがあれば、データ量を気にせずに安心して使用できます。
また、ワイモバイルキャンペーンでデータ量を増やせたり、お得な価格で利用できたりすることがあります。
2つの通信速度から選ぼう
通信速度は、大きく分けると高速と低速の2通りがあります。
高速は一般的には75Mbps以上のことをさし、携帯キャリアと同程度の速さです。ウェブページの閲覧、LINE・Facebook・Twitterの利用、YouTubeの視聴など、問題なく利用できます。地図も問題なく表示されます。
低速は一般的には200kbps前後をさします。ウェブページの閲覧は可能ですが、画像が多いページは開くまでに時間がかかります。LINE・Twitter・Facebookの利用は可能です。しかし、Facebookは重たく感じることがあります。YouTubeの動画は視聴できますが、高画質なものは途中で動画が止まってしまうことがあります。また、地図は表示されるまでに時間がかかります。
なお、利用条件によっては表示速度が変わることがあります。
ウェブページの閲覧やLINEの使用が主なら、低速でもそれほど不便を感じないことでしょう。YouTube動画を普段から翌視聴しているようなら、高速を利用すると快適に使用できると思います。
自分にあった格安SIMを選ぼう
格安SIMを選ぶときのポイントは、SIMの種類、利用するデータ量、通信速度の3つです。
通話を利用したいのか、インターネットの利用だけでよいのかによって、SIMの種類を決めてみてください。
電話番号継続が可能なものなら、これまで通りの電話番号を使用し続けることができます。
利用するデータ量を超えると通信速度が遅くなるので、快適に使用するためにデータ量は重要です。
しかし、追加購入できるので、もし超えてしまった場合でも安心して使用できます。
通信速度は速いほどサクサク快適に使用できます。どのような目的で使用するのかによって、高速・低速を選んでみてください。
使用目的にあわせて選ぶことで快適に格安SIMを利用できます。
また、ワイモバイルキャンペーンを利用すれば、より快適に使用できることが期待できます。キャンペーンを実施しているか、どのような内容なのかも確認してみてください。
さまざまな企業が提供しているので選ぶときに迷ってしまうと思いますが、そんなときは3つのポイントを確認してみてください。